昨日、急逝された共産党の田中憲秀・前新宿区議会議員の「お別れの会」に出席しました。
田中さんとは、2015年から19年の間、いくつかの委員会でご一緒する機会があり、特に福祉健康委員会では隣同士の席で「三雲ちゃん」といってかわいがっていただきました。
また、柔らかい人柄とは裏腹に、質疑では切れ味鋭い質問が多く、後輩議員として勉強させていただきました。
数年前、私の事務所に支援者の方と一緒に来られ、法律相談を受けてほしいと頼まれたときは、うれしく思ったものです。
昨日の「お別れの会」の後、その相談者の方とお話ししていたところ、「三雲さんの法律事務所のチラシを見て相談しようか迷っていたら、田中先生が『信頼できる弁護士さんだから大丈夫。一緒に行って紹介するよ』と言ってくれたので、相談に来たのです」とお聞きしました。
地方議会では党派を超えて議員間の信頼関係が生まれることが多いと思っていましたが、他党の議員をそうやって推挙していただいていたことに感謝しかありません。
19年の区議選の後も、困った人がいれば全力で支援のために走り回り、最近ではPCR検査拡充について研究されていたともお聞きしました。
最後まで地方議員として地域のために活動された田中さんのご冥福をお祈りします。